【白鯨との闘い あらすじ・評価】キャスト|おすすめ海外映画|感想・まとめ
今回は【白鯨との闘い】をご紹介します。
事実をもとにした、2015年に公開された映画です。
- あらすじ
1850年、ある小説家がトーマスという人物を訪ねます。
トーマスは1820年ごろ、捕鯨船で伝説の白鯨と闘ったひとりでした。
小説家は、白鯨のはなしを書くため訪ねたのですが
話したがらないトーマス。
ようやく話すことになったが、そこには壮絶な過去がありました。
ベテランの一等航海士チェイス。
未経験だが、家柄だけで船長に選ばれたジョージ。
仕事のできるチェイスと、そのことをあまりよく思っていない
船長ジョージの二人は合わなかった。
しばらくすると船はクジラをみつけ、捕えることに成功した。
取れた鯨油は約50樽ほど。
まだ足りず、航海を続けることにした一行。
ある町に上陸し情報を集めると、クジラの群れがいる場所があるとのこと。
だがそこには怪物がいて、船員も何人か死んだというのだ。
だが、チェイスとジョージはまたとないチャンスだと思い
その場所へ行くことにする。
たどり着いたそこには何十頭ものクジラの群れだった。
みんなが興奮し歓喜しているなかそいつは現れた。
全長30メートルの巨大クジラが現れたのだ。
そのクジラの目は、人間に対する憎悪や復讐心に
満ち溢れているようだった。
巨大クジラに狙われる彼らは生きて帰ることができるのか。
- キャスト
監督:ロン・ハワード
主な作品:「ダ・ヴィンチ・コード」「ビューティフル・マインド」
キャスト:クリス・ヘムズワース=エセックス号の一等航海士
ベンジャミン・ウォーカー=エセックス号の船長
キリアン・マーフィー=エセックス号の二等航海士
フランク・ディレイン=船長の従兄弟
ベン・ウィショー=小説家
- 感想
実話をもとにしている映画でして、なんともまあ
リアルに作りこまれています。
そして監督は「ダ・ヴィンチ・コード」を手掛けたロン・ハワードという、なんとも期待できる作品になっています。
さらに「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」に出演しているフランク・ディレインも出てますので、彼の演技にも注目です。
海の上ってこともあり、巨大なクジラがあらわれたときの
絶望感がすごいです。
さらに攻撃的なんて勝ち目がないですよね。
巨大クジラが出てくる前に普通のクジラを捕獲するシーンがあるのですが、
普通のクジラでもデカいです。
船が壊されないか、ドキドキしながら観てしまいます。
昔の船は木製なんで、絶対に耐えれないですよね。
昔ってどうクジラを捕まえていたのかとか、勉強になることもたくさんありました。
捕鯨の歴史を知ることもでき、とてもためになる映画なのは間違いなしです。
クジラとの戦い以外にも、航海の厳しさを描かれているのですが
これがすごく残酷です。
水や食料がなくなり、方角もわからなくなり遭難。
こんな厳しさは体験したことがないのでわからないですが、想像するとゾッと
してしまいます。
かつて鯨油は、いろんな燃料として使われていたのですが
自分たちの生活や利益のために、クジラを乱獲してる姿をみてると
なんか辛くなりましたね。
もちろん”いいこと”なのか”ダメなこと”なのかは、人によって考え方は変わるとおもいます。
最後の会話シーンで、「地面から油が出たらしい」とあるんですが、
それを聞くと捕鯨は選択の一つとして仕方なかったのかも、とも思えます。
クジラが好きな人は見ていて辛くなります。
人間の暮らしや利益のために捕まえられるので。
チェイスとジョージの関係にも注目です。
実話をもとにしていますが、最後のオチまでしっかり作りこまれています。
観ていても飽きてこないので、勉強もかねて一度鑑賞してみることをおすすめします。
この映画は、諦めない心や航海のきびしさを教えてくれる映画になっています。
ですが鑑賞後、少しクジラが怖くなりました(笑)
- 評価
Yahoo!映画 ★3.40
映画.com ★3.40
- まとめ
・観ていて飽きないよう作りこまれている
・捕鯨の歴史、航海の過酷さも勉強できる映画
・チェイスとジョージの関係にも注目
・まいどお偉いさんが腹立つキャラ
他にも海外の映画をご紹介してますので、よければご覧ください。
ここまでご覧頂きありがとうございました。
それではまた次回お会いしましょう!!